ある引退者の日記

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zoom RSS フェルメール展

<<   作成日時 : 2012/02/03 10:51   >>

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昨日、フェルメール展を見に銀座に行ってきた。

フェルメールの、現在残っている全作品37枚の再生画が展示してある。本物と同じ大きさ、本物が展示してある美術館と同じ額縁、本物の元の(と思われる)色を再現した絵(写真)である。
画像


私には、色を再現したことに大きな意味はない。しかし、全作品を元と同じ大きさで1ヶ所で見られることには大きな意味がある。

特にフェルメールが好きという事ではない。印象派の絵が大好きなのだが、その200年も前の17世紀に「光」を意識した絵を書いていた、ということで気になる画家だ。

展示場では、作成順に展示してある。画家の傾向が分かりやすい。

代表作は、「真珠の首飾りの女」や「牛乳を注ぐ女」であろうが、私は「デルフト眺望」が気に入った。非常に丁寧に描いてあり、構図も好きだ。
デルフトはフェルメールが生まれ暮らしたオランダの港町。37作中、戸外を描いた風景画は2点しかないがその1つ。

残りの35点は室内で、人を、特に女性を描いている。女性を描きながら、女性が中心なのか、家具など室内の様子が中心なのかわからない所がある。
35点の内、背景がない絵はたった2点、その内の一つが「真珠の首飾りの女」だ。

35点のどれもが、光の方向と強さをすごく意識している。光も、灯りではなく、太陽が窓から差し込む光だ。
特に初期の1657年からの室内画の12点の全ては、絵の中に窓があり、光がはっきりしてる。
数えると、37点中16点には窓があり、「窓からの光の画家」とも言える。

再生画だから、色の鮮やかさが確かに目に付く。有名な青だけでなく、黄色や赤もそうだ。

早死したので、12年間しか絵を描いていないが、それでも37点は少ない。普通、画家の絵を年代順に並べると、作風が大きく変わっていくのがわかる。37点を見ると、数年間の傾向はあっても、全体ではあまり変化は見られない。私的な極論を敢えて言えば、その12年間で進化・上達を私は感じない。決して下手な画家だとは思わないが。

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